【14C.クライマックス戦闘:3ラウンド目】
現時点での配置は次の通り。
立っているのは、奏多・たま・雪恵の3人。

〈3R:セットアッププロセス・イニシアチブプロセス①〉
GM:セットアップ。さすがに、もう宣言はない!
奏多:ないか。こっちはない!
天音:これ以上何かあったら、おいGMってレベル(笑)。
たま:マジで、まだあるの!?ってなりますよね。
GM:イニシアチブもないから、そのままメインプロセスにいきますね。
奏多・たま:こいよ!!(自棄)
たま:常闇なんか捨ててかかってこいよ!
奏多:失うものなんて何もないんだよ!!
エルメス:雪恵さんのHP…1000点ぐらいかな。
天音:1000点で足りるかなぁ…
エルメス:でも、たまの《☆極大》があるし。
天音:《☆世界線跳躍》で攻撃も避けられるし、それでなんとか…
エルメス:ところでGM、戦闘不能の人は常闇札(クロウカード)を使えますか?
GM:さすがに無理だね。
エルメス:ちぇー。
〈3R:メインプロセス①/雪恵〉
雪恵/GM:ムーブで[相手の外陣]に移動。マイナーで《バインドマジック》。メジャーで《魔法の槍+タッチ:ベインアーム》を…どっちにいこうかな。
天音:さすがにシーン攻撃はできないはず。
エルメス:きたら、笑うしかない(一同笑)。

天音:世界よ、これが『駅前魔法学園!!』だ(笑)。
たま:「駅魔のようなもの」ですね(笑)。
奏多:藤浪先生は、こんな駅魔を想定してないよ!!(一同笑)
天音:そもそも、敵が秘儀を使うことを想定してないし。
たま:まあでも、あったら使いたくなるし、仕方ないですね。
雪恵/GM:決めた。たまを狙います。
全ては、奏多と決着をつけるため。
その想いは、常闇により…歪んだ形で現れる。
天音とエルメスを倒した常闇は…たまに狙いを定める。
GM:《☆世界線跳躍》なんて、さっさと切ってしまえ!
たま:たまー。かわしてやろうじゃねぇか!
雪恵/GM:(ダイスを振る)出目8か…
たま:ここで、素で回避できればありがたいが…[幸運のお守り]も3個あるし。
雪恵/GM:そんなにあるのか。なら使おう。《☆世界線跳躍》で、命中判定をクリティカルにする(一同笑)。
エルメス:6ゾロ出そうぜ、って言われた。
たま:じゃあ、スナック感覚で振りまーす。(ダイスを振る)はい、《☆世界線跳躍》。終わりー。
GM:…
ここでGMはしばらく考えた。
色々あるが、やっぱり初志を貫徹したいと考えた結果。
―――雪恵は、最後の切り札を切った。
雪恵/GM:…《☆ドッペルゲンガー》を宣言!
一同:!?
雪恵/GM:これまでに使われた秘儀を1つコピーする。コピー対象は、エルメスの《☆ミスフォーチュン》!その判定をファンブルに変更する!
たま:くっ!
エルメス:おぉ、消してきた。
たま:これ以上できることは…ないですね。
奏多:『地(アーシー)』も、射程が届かない…!
たま:なので、(奏多に)頑張って!
雪恵/GM:(ダイスを振る)あ、低い。ダメージは〈物闇〉18点[BS:放心・重圧]。
天音:出目が低くても、さすがに死ぬんじゃないかな…
たま:…倒れます。すまなかった!さっきの回避でクラガリ使わなければ、立っていられたのに…!
エルメス:それは結果論、仕方ない。
たま:せっかくなので、奏多への攻撃を庇う演出で倒れることにしたいです。オレ様にできることは、もう…!
GM:OK、それは採用しましょう。
最初、常闇の脅威は奏多に向いていた。
しかし、奏多にその力が及ぶことは…なかった。
奏多がずっと大事にしていたぬいぐるみ…そこに宿る魂、たま。
彼が、攻撃を庇ったのだった。
闇に吹き飛ばされて立つ力を失った、たま。
「たま…ちゃん…!?」
奏多の言葉に応えるように、たまは目を開いて言った。
「お前に、あとは…任せたぜ」
そして、常闇に倒された者がまた1人。
「嘘だよ、そんな…!」
奏多の声に応える者は、今はいない。
―――そこに立つのは、奏多と雪恵だけだった。
天音:これ…なんとかする手段、あるのかな…?
たま:『地(アーシー)』があるから…
天音:でも、絶対ムーブで射程外に移動するよ。しない理由がない。
一同:だから、ここで決めるしか、ない…!
〈3R:メインプロセス②/奏多〉
GM:イニシアチブはもうないので、奏多の行動ですね。
エルメス:正真正銘の、ラスト攻撃。
たま:これは、もう…『地(アーシー)』を通常の常闇札(クロウカード)として、ダメージ+10Dに…
一同:そうだね!そうするしかないね!
奏多:GMに質問。クラガリを使った場合、ダメージを受けるのはいつ?
GM:私は、メインプロセス後と裁定しますね。
奏多:なら―――
奏多の決断は、危険な賭けだった。
しかし、他に取れる手段などなかった。
常闇の力を使い、身体を侵蝕させる。
さらに、常闇の精霊を喚んで力にする。
その代償は…自らが倒れること。
これで雪恵の常闇を払うことができなければ、今後その機会は永遠に訪れない。
それでも、「お姉ちゃん」を助けることができる可能性があるなら…
それが、唯一の方法であるなら…
奏多は、もう迷わなかった。
奏多:―――刺し違えようか!
一同:もうやるしかない(笑)。
たま:全部切って散る!
エルメス:クロスカウンターで倒すのは、魔法少女の華ですね。
奏多:敵も味方も、正真正銘の全滅だよ!
エルメス:では…殺し合いましょうか。
奏多:ムーブで[相手の外陣]に移動。雪恵お姉ちゃんと同じエリアに行って、メジャーで《魔女の槍》。クラガリで命中を1D増やす!
天音:ダメージじゃないの?…あ、でも必要か。
たま:当たらないと何も始まらないので、まずは当てることに重点を置きましょう。

そして、奏多は命中判定を振った。
3個のダイスが転がる、その結果は―――
奏多:―――クリティカル!!
一同:おぉ!
GM:…回避でクリティカルしたら、逆にどうしよう。
エルメス:それはもう、笑うしかない。
GMは、回避判定を振った。
3個のダイスの目は、1と6と―――4だった。
一同:うわぁあああ!危ない!(絶叫)
天音:あの4が6に見えた!怖い!
雪恵/GM:あぁ、出目が2足りない。ダメージをどうぞ。
奏多:『地(アーシー)』を、通常の常闇札(クロウカード)の効果で使用。クリティカルで+1D。合計15D!(ダイスを振る)…1が多いなぁ。
天音:でも、期待値ぐらいな気が…
奏多:いや、全然…出目が44だから、〈儀〉52点!
たま:頼む!倒れて!
天音:これは無理なんじゃ…
HPダメージを計算するGM。緊張が走るPL一同。
GM:…累計920点、さすがに無理ね。20点オーバーで倒れるよ。
一同:やったー!!(歓喜)
たま:生きててよかった!
奏多:おぉ…(半ば放心)
天音:よかった…キリがいいから1000点、とかじゃなくて。
GM:では…互いに演出しましょうか。
『常闇の使徒』、白銀雪恵。
その身体は闇に侵され…望まぬ戦いを強いられていた。
手を止めることを、常闇は許してくれなかった。
「もう、こんなことしたくないのに…!」
声をあげるので、精一杯だった。
そんな彼女に近づく少女…春日奏多がいた。
「大丈夫。お姉ちゃんの気持ち…全部伝わってるよ。
今度は、わたしが届ける番だから!」
奏多は鍵を構え、雪恵の許へ行く。
そして2人は交錯。
互いの武器が、互いの身体を貫く。
奏多は残った力を振り絞って、常闇を封じる。
「白銀雪恵―――汝の在るべき姿に戻れ!」
その言葉に、雪恵は一言だけ応えた。
「ごめんね…ありがとう」
そして、2人は共に意識を手放した。
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